東京製鉄、12月契約厚板販価2000円上げ

 
  東京製鉄は19日、2018年12月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、厚板のみ前月比でトン当たり2000円引き上げ、その他品種は据え置くと発表した。厚板の販価引き上げは18年1月契約分以来11カ月ぶり。厚板以外の品種に関しては10カ月連続の販価据え置きとなる。同日に会見した今村清志・常務取締役営業本部長は、「副資材や合金鉄を含めたコストアップも当面続き、製造コストが上昇し、価格の転嫁を進めていきたいが、厚板の需給が最もタイトな状況にあると判断した」と述べた。今村常務は、「需給がタイトであるほか、建築に輸入材が使われる懸念が小さい。また、当社九州工場ではH形鋼のシニアサイズと厚板の併用ミルになっている。シニアH形鋼も厚板もロール状況はタイトで、引き合いも多い中、シニアH形鋼のベース価格やエキストラを考慮した場合、厚板の販売価格は見劣りすることから、引き上げを決めた」と述べた。
 


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