1.化学成分


2.機械的性質


3.被削性
1)被削性の冶金的因子
冶金的な面から被削性を工具寿命で評価すると、C量は工具寿命の極大値があらわれ又、S量及び軟質可塑性の介在物量は比例関係にあり、これらによって工具寿命が、定性的に整理できます。


2)被削性試験結果
被削性を評価する指数としてVL1000(m/min)を用いました。VL1000とは、1,000mm長の穴明けが可能なドリルの切削速度で、数値が大きいほど被削性は良好です。
L1000は主にC・Sによって支配されます。SS400として必要な材質(内質、曲げ加工性、溶接性など)を充分に確保した上、被削性を向上させる様に成分設計しました。
尚、被削性は次式に示すドリル寿命予測式にて評価できます。
     VL1000=367.2S+56C+7.4 (但し0.05≦C≦0.20%)
ドリル寿命予測式にて整理すると下図のようになります。